ワールドカップで盛り上がるブラジルのリオ・デジャネイロ郊外よりご紹介するのは、総面積220㎡の広いコンクリートづくりのロフト部屋 『 Loft 44 』 です。
手がけたのはブラジルの建築事務所 CASAdesign Interiores で、吹き抜けの高い天井とコンクリートの打ちっぱなし感、大理石仕様の床や壁などが豪華で、ダークカラーの棚や階段を配置したエキセントリックな空間デザイン。
部屋いっぱいに飾られたアートや、デザインがユニークなオブジェクト、その間に飾られた観葉植物がとてもクールなインテリアスタイルは、お部屋づくりの参考になりそうなポイントがたくさんつまっています。
ふだん忙しく共働きの夫婦のために設計された空間は、週末ゆったりリラックスして過ごせるようにがコンセプトだそう。
キューブ型のコンクリートの天井が、印象的でエキセントリックなスタイルのお宅です。
広々としたリビングルームには豪華にもソファーコーナーが2つもあります。モダンなペンダントライトが黒革のソファーに合う、ラウンジスタイルのソファーコーナーは、普段横になりながらリラックスできるスペース。
もう片方は暖かみのあるキャメルカラーで統一され、ゲストを招いて会話を楽しめそうな、コーヒーテーブルを囲んだミーティングラウンジとなっています。
床や壁は豊富に大理石を使っていて、大胆でぜいたく感あふれるイメージ。
円卓スタイルのダイニングテーブルは、パーティーや普段づかいにも重宝しそうなデザインですね。
ダイニングスペース裏も、ちょっとしたミニラウンジでくつろげるスタイル。壁の大きな絵に合うグレートーンのインテリアに、ナチュラルなウッドのチェアとグリーンの植物たちが、明るいアクセントを添えます。
ロフトへとつづく階段裏は、高い天井を活かしたギャラリースペースとして使用。
棚には個性的なオブジェやランプ、デザイン本がたくさん飾られています。その間の観葉植物のディスプレイも、さりげなくオシャレな雰囲気です。
ポーチにはアンティークの台車に、観葉植物をたっぷり飾っています。このディスプレイ・テクニックも、参考にしたいポイントのひとつですね。
ロフト上は、夫婦のマスターベッドルームとバスルームのみの、広いくつろぎスペースとして利用。
パーテーション代わりにはディスプレイ棚を配置し、ここにもお気に入りのオブジェや本がたくさん並べられています。
ベッドのリネンは空間に合わせ、ダークグレーやネイビーを中心にコーディネートされています。周りのアートデザインとも、センス良く馴染んでいますね。
テレビは移動もできるスタンドタイプ。リラックスチェアも配置された、広々としたロフトスペースです。
ダークグレーのチェストの他に、レザーのミラーやシェブロン柄のラグ、クラシックで大人なバスルームデザイン。
▼間取り図
忙しい夫婦が夜や週末に、ゆっくりリラックスできるようにコーディネートされたお部屋。カラフルでユニークなアートと観葉植物に癒やされる、素敵なコンセプトのお部屋ですね。
参照元 : Perfect Merger Between Art and Design: Contemporary Apartment in Brazil – freshome